■袖幕の取扱
4人1組(1組は5人)になって、袖幕をバトンに吊るという実技を行いました。
まずは講師の権藤さんが手本でやります。あっという間にできてしまうので、全員がわかるまで何度も丁寧に結んだり解いたりを繰り返してくださいます。
両端は幕をぴんと張るためにしっかりと蝶結び(ぽんプラザの場合は乳紐と呼ばれる袖幕上部についた紐が2本あるので、蝶結びができるらしいですが、これの本数などはものによるようです)をして、その間にある乳紐はがちがちに結ぶ必要はなく、ばらしに備えて片手で解ける方法で結びます。片蝶結びと呼ぶようです。
全員がやり方をわかったところで、班に分かれて袖幕を吊ります。できたところから手を挙げて権藤さんに見てもらいます。見ると簡単そうだったものも、実際やるとぴんと張れなかったり、片蝶結びが締まらなかったりとぽつぽつヘルプの声が上がりました。
やってる最中も、特に意図がない場合は、余った紐は舞台裏側にたらすなどと細かな注意があり、何とか全班袖幕を吊れるようになれました。
袖幕のたたみ方まで皆でやって、講義は終了です。
最後は質問を中心としたアンケートを書いてもらいました。明日は書いてもらった質問に対しての回答をする時間を設けるとのことで、楽しみです。
(レポート 本田)
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