■台本の世界を表現する(実践編1)
台本の冒頭を照明を入れてやってみることになりました。差し当たって荒巻さんからキャスト募集の呼びかけに、すぐに希望者が出ていよいよ台本の世界へ。
一人一人調光室に上がり、前回受講者全員が提出した仕込み図を大体盛り込んで仕込んだ照明をそれぞれのフェーダーを上げながらチェック、その上でシーン作りを行います。
随分悩んでシーン作りしていましたが、出来上がったものは短いながらも個性が出ていて、興味深いものがありました。(舞台上の役者も熱演でしたね)
「そのシーンで何を見せたいか、どう見せたいか」「暗転の前後では人の意識が途切れるからそれをうまく使う」などと荒巻さんからアドバイスがあります。
ベース以外のものでまず作ってみて、あとでその効果を崩さないようにベースを徐々に上げていくという手法は、初心者でもできそうなシーンの作り方で思わず手がうずきました。
いよいよ照明編も明日が最後です。「台本の世界を表現する」の2回目と総括、バラシを行います。
(レポート 本田)
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