1.地域で活動していることのメリットデメリット、それぞれの地域の演劇状況などを教えて下さい。
○稽古場が無料で使えるなどコストパフォーマンスがいい。(市原)
○人のネットワークがあり支援を受けやすい(市原)
○パピオが出来て、稽古しやすくなった。最近も大橋などいくつか稽古場が出来たので、より良い。稽古場までの移動が比較的長い東京や大阪と比べると圧倒的にやりやすい。(日下部)
○県の施設は登録すると無料で貸してくれるが、9時までしか開いていない。それ以降は有料でかりるか、知り合いの劇団の稽古場を使わせてもらう。場合によっては野外で練習する。(福田)
○主に青年センター。9時までしか開いていないので、野外で稽古する。冬場の野外はきつい。(山田)
○公民館、各大学の教室などで稽古している。(河野)
司会(高崎)コメント
人の顔が見えるネットワーク形成の容易さというのがメリットのようです。純粋に芝居造りだけならば大きなデメリットはないようですが、マスコミでの活躍ということでいけば地域では難しい面もあるようです。各地域練習場には苦労しつつも、公民館や大学、行政の施設、演劇練習場、自前の練習場など実情に合わせた練習場使用をしているようです。
―劇場の状況は?
○熊本では、主に総合女性センターを使用する。使用料はそんなに安くはない。(池田)
○長崎は公共ホールか民間のテレビ局をホールとして使う場合がある。公共ホールは、長崎市の文化団体に登録すれば使用料が格安になる。(福田)
○北九州ではスミックスホールESTAを使う場合が多い。北九州演劇祭では減免措置があり芸術劇場の小劇場などを使う。減免がない場合、使用料は意外と高く、若手が使いづらいので、ネクストジェネレーションという劇場企画で若手に使ってもらったりしている。(泊)
○熊本は来年春「熊本リージョナルシアター」という企画があり、会場使用料と付属設備使用料が免除となる。(河野)
○福岡は劇場の数はかなりあるが、若手劇団は集客300クラスなので、キャパ、金額を考えると主に使うのは甘棠館かぽんプラザホール。(川口)
司会(高崎)コメント
劇場の料金設定が高いケースもありますが、どの地域でもがんばっている劇団にはなんらかの利用手段があるということは一致しているようです。また、どこでやりたいかという思いが重要だという意見もありました。
―福岡に新しく劇場が出来るとしたら、規模はどれくらい?
○200ぐらい。(川口)
○夢天神が250なので、200ぐらい。(日下部)
司会(高崎)コメント
ぽんプラザの上の劇場ということで考えると200が良いという意見のようです。
2.服装やメイクで気をつけていることってありますか?(市原)
○普段は気にしない。が、若手の子に言いたいのは、取材来るのに、稽古場でジャージというのはどうかと。お客さんがビックリするような衣装着てたり、というのが宣伝には必要。(大塚)
○劇団員の人は嫌な感じの格好はしない方がいいかな。(池田)
司会(高崎)コメント
取材が入りそうなときや人目に触れるときは、意識したほうが良さそうです。
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