国内で最大の芸術文化への助成である芸術文化振興基金。その制度や傾向、申請書作成に役立つノウハウについて学びます。ワークショップではアドバイスを受けながら実際に申請書類を作成して、本年の芸術文化振興基金へ提出することを目標とします。
講座で申請作成へのいいバトンが手渡されました。
2回目、3回目は実際に申請書類を作成してのワークショップです。
助成金採択実績もあり経験豊富な制作者、ピカラックの谷瀬未紀さん、kitaya505の北村功治さん、FPAPの高崎大志を迎え、アドバイスをもらいました。
第2回目(ワークショップ)2009年10月19日 19:10〜2100ぽんプラザホール |
2回目のワークショップからは、自分で作成した申請書類を持参して、作成途中で分からなかったこと、疑問に思うところ、不安な部分などを個別に相談しました。
会場はなんだか、塾の自習室のような雰囲気。
アドバイザーに熱い思いを伝えている人あり、行き詰って困っている部分にアドバイスをもらって表情が明るくなる人あり、考えていた部分の弱さを指摘され再考する人あり。
向上心に包まれていた会場でした。
時間いっぱい質問が途切れることはありませんでした。
また、質問の順番待ちの間も、それぞれ、パソコンや紙に向かって、もくもくと申請書を書いていました。
第3回目(ワークショップ)2009年11月3日 15:30〜18:00あすみんセミナールーム |
この日は、いつもと場所を変えて、あすみんセミナールームでのワークショップでした。とっても明るい会場で気持ちも明るくワークショップスタート。
この日はゆっくり時間があったので、最後までアドバイスをじっくり受けられたり、参加者同士や、アドバイザーも交えて談笑する場面もみられました。
最後に3名のアドバイザーからまとめのコメントをもらいました。
制作者として活動するということは、自分たちの活動を説明していく言葉を持つということ。申請書作成を通して、ぜひ言語化していってほしい。(北村)
この活動はお金を使う価値があります、ということを自信を持って書いていってほしい。それだけの活動かということを申請書を通して考えていってほしい。(谷瀬)
助成金の申請を出してどれくらい通るかと言っても、最初は1/5くらいだろうと思う。一回目は名刺代わりと考えてあきらめずに出し続けてほしい。続けることが大切。芸文助成金だけでなく、地域地域にさまざまな助成金があるので、今回作成した書類を活用しないともったいない。それらも助成金にも申請してそれぞれの活動を充実されることを願います。芸文助成金の大半は首都圏のカンパニーに落ちています。ぜひ地方でも助成金をどんどん採って活動を充実させてほしい。(高崎)
これを機会にいろいろな助成金に挑戦され、各団体の活動が充実、発展していくことを願っています。
ワークショップに参加された方の感想がブログにアップされていますのでご紹介します。
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