日時 |
2011/5/14(土) 14:00-18:00 |
会場 |
ぽんプラザホール |
講師 |
杉山至(青年団) |
はじめに
今回のワークショップは、ある程度の経験を持った演出家・舞台美術他スタッフを対象として参加者を募集しました。 続いて、杉山さんが、今までてがけた舞台美術についての写真を見ながら、それぞれについてお話が。 青年団の公演では小物を多く使い、リアルだけど抽象的で溶けていく、という感じの舞台美術にすることが多いそうです。 ロボット演劇の舞台美術の時は、ロボットの動作のために床の高さを1mm単位であわせる必要があり、大変だったそうです。微妙な高さについては、新聞紙で高さをそろえた、とのこと。 <ワークショップ>についても少しお話が。 いろいろなことを発見させる。 など、技術講習とは違う、身体・五感を使って発見することができるものを、と心がけているそうです。 |
W/S 中心を探す
<個人ワーク>
まず、参加者それぞれにA4用紙を1枚ずつ配布しました。 ・A4の紙に中心を探す(何を中心とするか、を考える) について、考えてもらい、各々の「中心」を作ってもらいました。 <グループワーク>
それぞれの「中心」ができあがったら、他の参加者とお互いの作ったものについて話し、 グループ分け・チーム名ができたら、それぞれのチームに、 杉山さんより、このワークショップの目的として、以下のようにお話が。 対話、ということについて、対話(ダイアローグ)と会話(カンバセーション)の違いについても話がありました。 |
W/S 空間のスケッチ
「空間は何か?」ということをスケッチしながら考えるワークを行いました。 舞台美術にかかわらず、さまざまな装置(階段や窓)によって空間は作られています。 <個人ワーク>感覚的に気になる空間を発見し、スケッチを描いてもらいました。 スケッチを描いてみる中で、杉山さんが <グループワーク>
スケッチを描きあげたら、先ほどと同じように他の人と対話し、自分と似たスケッチを探しました。 対話のコツがつかめてきたのか、みんな活発に対話し、お互いのスケッチのイメージについて話をしていました。 ぽんプラザホールの建物の特徴として、梁がななめにはしっている、というのがあるそうです。 それぞれのスケッチについてのコメントの中では、 <イメージを共有して形に>
ワークショップの残り時間を使って、スケッチのイメージを、チーム名・メンバーの名前・作品のタイトルをどこかにいれて、各チームそれぞれ1枚の模造紙で形にしていく、という作業をしました。 みっちりと頭と身体を動かして、空間とは何か?自分がどういう視点で空間を見ているのか?ということについて |
主催・協力等
主催:NPO法人FPAP
協力:九州地域演劇協議会
後援:(財)福岡市文化芸術振興財団、福岡市
助成:(財)福岡市文化芸術振興財団