福岡・九州の地域舞台芸術文化を支援するＮＰＯ法人ＦＰＡＰ（エフパップ）

新しいギンギラ太陽’sにも慣れてきた。ここらで新しいキャラを登場させてほしいものだ。やっぱりギンギラは西鉄ホールが似合う。

WET BLANKET、青ピンがかなりおもしろかったので2にも期待。若さで大暴れしてくれるだろう。

ちょっと年配には謎のモダン館がおすすめ。ドラマ仕立ての作風にほっとする。

非常に気になるのは国際コメディー演劇フェスティバル。知っている出演グループは多くないけれど、全国（海外からも？）からよくこれだけ集めたと思われる面々。どこかでふらっと行ってみたい気になる。
場所は元の秘密基地732。http://h732.net/comedy/index.html

劇団天地は幅広い年齢層に支持されているし、観たあとに余韻の残る芝居をする。一度観てほしい劇団。

※カッコ内金額は前売料金、残席状況は8月24日現在
【おすすめ】
コンドルズ 「TIME IS ON MY SIDE」 （4500円・９月7日昼夜両方のみ残あり）
日本最高峰の「身体言語」を堪能していただければ。

ギンギラ太陽’ｓ 「短編集　ギンギラ鉄道の夜」 （3000円・全日残あり）
福岡の街を肩肘張らないエンターテイメントという「観光案内」でどうぞ。

WET BLANKET 「たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ」 （2000円・残少）
今、伸び率の高い若手が新しい試みを携えて登場。

【気になる】
劇団テアトルハカタ・アクティブハカタ合同公演「煙が目にしみる」(2000円・残要問い合わせ）
いわゆる「博多演劇」の正統派が鈴置洋行という人の「執念の一作」をどう見せるのだろう？

空晴 「理想の、あとかたづけ」 （3000円・全日程残あり）
Ｍ＆Ｏｐｌａｙｓプロデュース 「悪霊−下女の恋−」 （4000円・残少）
イデビアン・クルー「麻痺 引き出し 嫉妬」（3500円・残少）

「国際コメディー演劇フェスティバル」や「ダンスダイブウィーク」などの企画公演が開催されます。
個人的には、コンドルズさんの公演は、コメディー演劇とダンスが融合された舞台で、今回も期待大です。

9月は、気になる公演は多いのですが、オススメとなると難しいです。
それでも、松尾スズキさん作・演出の「悪霊−下女の恋−」はオススメに近い、気になる公演です。
同じく松尾スズキさん作の「キレイ　神様と待ち合わせした女」、これは、このホールでオリジナルどおりに演出するのか、大学合同公演の幅の広さを期待しています。

劇団ルアーノデルモーズさんは、川口さんの書き下ろしをほかの劇団で観るということで、新鮮な気がしています。

■オススメ公演
9/13-9/16 ギンギラ太陽’ｓ 「短編集　ギンギラ鉄道の夜」 西鉄ホール

■気になる公演
8/30-9/1 劇団ルアーノデルモーズ「「誘拐されちゃったかもしれない」」ぽんプラザホール
9/6-9/8 劇団テアトルハカタ・アクティブハカタ合同公演「煙が目にしみる」博多リバレインホール
9/13-9/15 福岡県大学合同公演2013 「キレイ　神様と待ち合わせした女」 ぽんプラザホール
9/13-9/14 謎のモダン館 「影武者修行」 甘棠館show劇場
9/21-9/23 WET BLANKET 「たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ」 ぽんプラザホール

今月のオススメはギンギラ太陽’ｓ 「短編集　ギンギラ鉄道の夜」かぶりものを使ったお芝居で、幅広い年齢層が楽しめる演劇だ。
東京からも公演を見に来るお客さんがいるほど。

気になる公演には５つの公演をセレクト。
「煙が目にしみる」は、家族をテーマにした名作で、テアトルハカタ・アクティブハカタが合同でこの作品をどう舞台化するのかが楽しみ。大学合同公演は若者らしい元気いっぱいの体当たりの作品作りを期待したい。