25年7月のオススメ公演
・取り上げられている公演は、6月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい
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ライターAのオススメ芝居
今月もっともオススメしたいのは、極東退屈道場「サブウェイ」。第18回OMS戯曲賞の大賞であり、脚本にはすでに高い評価がある。東京の小劇場でもっともエキサイティングな小劇場である王子小劇場。その王子小劇場の行う佐藤佐吉賞にて、最優秀作品賞は逃したものの、優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀演出賞などを受賞し、作品としての評価も極めて高い。鉄板でしょう。サブウェイというタイトルの通り、日本で地下鉄のある都市で行われるツアー公演。筋道が一本のわかりやすい芝居というわけではないで、オススメするには一歩躊躇する部分もあるがそれでもやはり観ない手はない。気になるでは、男肉 du soleilがとても気になる。福岡ではなかなか観れない男汗の飛びちる楽しそうな舞台だ。京都の人気カンパニーの来福公演を楽しみにしたい。以前みたペッツは小芝居というかコントと言うかの小作品でした。役者さんが上手でたのしめました。7月は大学演劇部の公演も多い。まるで大学演劇祭のようだ。がんばってほしい。
ライターBのオススメ芝居
ナイロン100℃結成20周年記念企画「わが闇」が月末に上演されます。映像と舞台美術など練りにねられたケラさんの演出が期待できます。ヨーロッパ企画の石田さんの公演は、コブラそのものではないと思うのだけどまとまった笑いを観せてくれるものと期待できます。ほかにも、地方公演として上演される作品がありますが、詳細を熟知していないので気になるにとどめています。クロサイと非売れのコラボ。双方で客演に入っており、今更何か違うことができるのかと思ったりもしますが、湾岸劇場博多扇貝という限られたスペースでの配分など、熟考される劇団なので期待はしています。背もたれがない座席については何か検討しておいてほしいです。
ライターCのオススメ芝居
※カッコ内金額は前売料金、残席状況は6月23日現在[おすすめ]iaku 「流れんな」 (2500円・残要問合せ)「良質な会話劇」、福岡再来。東京バレエ団「ねむれる森の美女」 (4500円のみあり)お子様連れでも楽しめるように工夫されているから「はじめてのバレエ」にはいかがでしょうか。[気になる]男肉 du Soleil 「石田剛太のスペース☆コブラ」 (2000円/2500円/3000円・残少)「おにくでそうる」ではなかった、「おにく・どぅ・それいゆ」と読みます。昔あった寺沢武一の漫画を(以下略。極東退屈道場 「サブウェイ」 (2500円・残要問合せ)どういう発見ができるか、思い出させるか、楽しみ。
ライターDのオススメ芝居
予定満載の7月、公演が数多い。一押しは地元、クロックアップサイリックスと非・売れ線系ビーナスの合同公演「漂白詩人」企画的にも脚本的にもとても期待できる。 そして男肉 du Soleilの「石田剛太のスペース☆コブラ」 は過去の評判よりきっとオススメだと信じている。「非常の人 何ぞ非常に」佐々木蔵之介がまた福岡へ来てくれる。iakuは未見なので気になるで。日本劇作家協会新人戯曲賞受賞の横山拓也氏の脚本。「WAHAHA本舗 ラスト」 文字通りラストらしいので観れる方はぜひ。
オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアー ティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。