24年6月のオススメ公演
・取り上げられている公演は、5月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい
6月 | 劇団名・公演名 | 会場 | A | B | C |
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5/25-6/4 | 水族館劇場『NADJA 夜と骰子とドグラマグラ』 | ベイサイドプレイス博多ポートタワーよこ蜃気楼劇場「海の砦」 | ○ | ||
1 | 冨士山アネット『八』 | イムズホール | ○ | ★ | |
1-2 | RAWWORKS『prayer/s』 | あじびホール | ○ | ○ | |
7-12 | 劇団ショーマンシップ『午前零時の椅子』 | 甘棠館Show劇場 | ○ | ||
5-7 | 14+『土地/戯曲』 | 西鉄ホール | ★ | ||
7-10 | NODA・MAP『THE BEE』 | 北九州芸術劇場中劇場 | ★ | ○ | |
9-10 | イキウメ『ミッション』 | 西鉄ホール | ○ | ||
13-17 | WET BLANKET 『たすけて!青春ピンチヒッター!!』 | ぽんプラザホール | ○ | ||
14 | 劇団吉祥じゅん&ワルキューレ『THE 八犬伝』 | 西鉄ホール | ○ | ○ | ○ |
15,16 | 謎のモダン館 『あめのふるまち』 | 甘棠館Show劇場 | ○ | ○ | |
16,17 | 劇団PA!ZOO!!『お掃除ブギ』 | 西鉄ホール | ★ | ★ | |
22-24 | グレコローマンスタイル『黄昏のジャーマン・スープレックス・ホールド』 | 西鉄ホール | ○ | ○ | |
23-25 | ニットキャップシアター『ピラカタ・ノート』 | ぽんプラザホール | ★ | ○ | ★ |
29-7/1 | (劇)池田商会『拝啓、池田家の人々 〜家族割はききますか?〜』 | ぽんプラザホール | ○ |
ライターAのオススメ芝居
今月のオススメは3作品
NODA・MAP『THE BEE』は、今年に入ってもっともオススメしたいほどだ。チケットが入手できるのかどうかわからないが、今からでも可能性をあたってもいいほど。
劇団PA!ZOO!!は、安定した実力を誇る福岡の人気劇団。アット・ホームな雰囲気ではじめて芝居を見る人をおいていかないストーリー、西鉄ホールの広さに対応できる役者陣など、安心してオススメできる。
京都の劇団ニットキャップシアターもオススメだ。汚い方の下ネタが入ってくることはあるが、展開のスピード感やパワフルさセンスなど、初めて芝居を見る人にも楽しめるだろう。
水族館劇場・イキウメ、実力はオススメだがはじめて芝居を見るような人にはあわないかもしれないので、気になるにした。
ライターBのオススメ芝居
劇団PA!ZOO!! 『お掃除ブギ』 「お掃除おばちゃん」という「キャラクターショー」としてすごく楽しいが、なんか心に沁みる。
冨士山アネット 『八』「言葉を使わず、台詞を話す」演劇再登場。
RAWWORKS 『prayer/s』 14+『土地/戯曲』「地産地消型」演劇がじわじわとやってきた。
劇団ショーマンシップ『午前零時の椅子』「正統派博多演劇」が今回は福岡が生んだ最初の総理大臣のお話を演る。
NODA・MAP『THE BEE』 何もかもが「えげつない」、何もかもが「すごい」。がだ、見る人を選ぶ演劇でもある。
劇団吉祥じゅん&ワルキューレ 『THE 八犬伝』 「新しい古典」が再び登場。
謎のモダン館 『あめのふるまち』去年一番の伸びを示したところが新しい試みを携えて登場。
グレコローマンスタイル『黄昏のジャーマン・スープレックス・ホールド』今回はプロレスと演劇の「相互乗り入れ」。
ニットキャップシアター『ピラカタ・ノート』どんな形で「街の空気」というものを見せてくれるのだろう?
(劇)池田商会『拝啓、池田家の人々 〜家族割はききますか?〜』 今回は珍しく「総力戦」の趣。
ライターCのオススメ芝居
福岡演劇フェスティバルの最終公演団体、冨士山アネットは前回初めての福岡公演でかなりのインパクトがあり、今回も期待できる。
他にも好評の上での再演、ニットキャップシアターの「ピラカタノート」は見逃せない。
福岡では14+が鬼才永山氏の脚本「土地/戯曲」を上演。おそらくかなり難度の高い芝居になるだろうがそれだけ見ごたえもあるだろう。
めきめきと力をつけてきているWET BLANKETは今回は学園物。大串氏の初作品はとても気になる。
現在長崎公演を終えて福岡へやってくるprayer/sの進化にも注目したい。
ワルキューレは久々の福岡公演、コアな舞台がまた観れる。
モダン館の熱い芝居にはなぜか後引くものが多い、今回は大坪氏の作品「あめのふるまち」ドラマ仕立てでおもしろそうだ。
6月はかなり公演数も多く、飽きさせないラインナップが勢揃いだ。ぜひ、これと思った舞台には足を運んでほしい。
オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。