24年5月のオススメ公演
・取り上げられている公演は、4月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい
5月 | 劇団名・公演名 | 会場 | A | B | C |
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4 | 劇団上町クローズライン 『熱海殺人事件 売春捜査官』 | 西鉄ホール | ○ | ||
6-7 | チェルフィッチュ 『現在地』 | イムズホール | ○ | ○ | ○ |
12-13 | 劇団鹿殺し 『暴れん坊 銀河鉄道の夜〜前張り2012〜』 | 西鉄ホール | ★ | ★ | ○ |
18-19 | サンピリ『GANG』 | 青年センター | ○ | ||
19-20 | henhouse『ルーシーさん』 | 甘棠館show劇場 | ★ | ||
19-20 | TEAMなつめ 『水平線の歩き方』 | ぽんプラザホール | ○ | ||
22 | PARCO PRODUCE 『彼女の言うことには。』 | キャナルシティ劇場 | ★ | ○ | |
25-28 | TEAM NACS 『WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン』 | キャナルシティ劇場 | ★ | ||
25-27 | 柿喰う客 『ゴーゴリ病棟』 | ぽんプラザホール | ○ | ★ | ★ |
25-27 | 劇団 go to『秘密の花園』 | 九州ビジュアルアーツC館9階 | ○ | ||
29-31,6/1-4 | 水族館劇場 『NADJA 夜と骰子とドグラマグラ』 | ベイサイドプレイス博多ポートタワーよこ蜃気楼劇場「海の砦」 | ○ |
ライターAのオススメ芝居
オススメの三作品は、
劇団鹿殺しは、大阪生まれの劇団。難解に至らないストーリーとパワーあふれるキャスト・スタッフが魅力。
PARCO PRODUCE『彼女の言うことには。』、TEAM NACS『WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン』も、わかりやすいストーリーできっとたのしめることだろう。
チェルフィッチュは、日本を代表するカンパニーの一つ、
今回はドラマ性のある作品のようだが、それでも日ごろ芝居を見ない人には難解だと思われるので、気になるで。
劇団 go toは、元K2T3演出の後藤香が脚本・演出をつとめる。今後活動が続いていくなら、また福岡に実力劇団が生まれることだろう。
ライターBのオススメ芝居
「福岡演劇フェスティバルの多くが5月に集中している。
その中での一押しは劇団鹿殺しの「暴れん坊 銀河鉄道の夜〜前張り2012〜」
なんとも挑発的なタイトルで宮沢賢治も苦笑いってか。昔たった一度だけ見た鹿殺しのインパクトが忘れられない。
柿喰う客「ゴーゴリ病棟」
ここのレベルの高さは福岡でも十分知られるようになった。
初めての観劇でも十分ついていける土台がある。もちろん観劇マニアにも満足の一品となるだろう。
henhouseの「ルーシーさん」
気負わずに観れて、それでいて見ごたえ抜群のセンスを有する劇団。
チェルフィッチュも個人的にはオススメA級なのだけど、観る人を選ぶのかなと思い、気になる、のほうへ。
サンピリ、旗揚げのつかみはばっちりだったので、継続できるか?を今回公演で確認。
TEAMなつめは風三等星の広瀬さんが出演、気になる役者さんが多くて期待できそうな予感。
ライターCのオススメ芝居
柿喰う客 『ゴーゴリ病棟』
今勢いのある劇団がより勢いを増して登場。お値段も2500円よりとお手頃、重くなりがちなゴーゴリを「異文化理解」という見せ方がなんとも言えない。
チュルフィッチュ 『現在地』
「言葉」と「からだ」がリンクしていくさまを見ていただけたら。お値段は3300円と少しお高めで、好き嫌いが分かれそうだ。
劇団鹿殺し 『暴れん坊 銀河鉄道の夜〜前張り2012〜』
とにかく東京で過激な劇団が福岡市内に初お目見え。お値段は3000円、過激すぎて引かなければいいが。
PARCO PRODUCE『彼女の言うことには。』
TVでお馴染みの真矢みきとか矢田亜希子やら多数出演。お値段が8500円と7500円とかなり高いが、25歳以下と65歳以上の特別割引あり。
劇団上町クローズライン 『熱海殺人事件 売春捜査官』
鹿児島で老舗というか、リーダー格の劇団。福岡で言えば、(劇)池田商会と劇団ショーマンシップ(テアトルハカタ)をいい塩梅に混ぜた演劇の方向性。お値段2000円とややお手頃。
オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。