23年9月のオススメ公演

過去のオススメ公演

・取り上げられている公演は、8月27日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい


オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
9月 劇団名・公演名 会場 A B C
3,4 劇団きらら「コデ。」 ぽんプラザホール
6,7 パルコ・プロデュース「クレイジーハニー」  ももちパレス 
8-13 劇団ショーマンシップ「玄洋は七つの海へ」 甘棠館show劇場
9-11 78produce「偽りのない町」 Cafe&Bar Fzeraf!
10,11 壁ノ花団「ヤングフォーエバー」 ぽんプラザホール
10,11 劇団衛星「劇団衛星のコックピット 」 北九州芸術劇場 小劇場
10,11 現代能楽集Y「奇ッ怪 其ノ弐」 北九州芸術劇場 中劇場
10,11 F's Company「Cargo」 チトセピアホール
15-19 劇団マニアック先生シアター「貧乏物語」 湾岸劇場博多扇貝
17-25 「アートサーカス PSY」 キャナルシティ劇場
17-19 北九州芸術劇場リーディングセッション vol.18「ズビズビ。」 北九州芸術劇場 小劇場
24,25 赤星マサノリ×坂口修一二人芝居
「男亡者の泣きぬるところ」
ぽんプラザホール
29,30 ヨーロッパ企画「ロベルトの操縦」 ももちパレス

ライターAのオススメ芝居

今月のオススメは劇団きらら「コデ。」
安定した作品を提供する同劇団だが、飛ぶ劇場の看板俳優寺田氏を迎えて、どういう
舞台になるのか楽しみ。熊本から定期的に福岡公演してくれているのも応援したくなる。

78produce「偽りのない町」カフェ公演の雰囲気で、本格的な公演ではないかもしれない。
が、二つの戯曲賞で最終選考に残った宮園氏の脚本を、演出家としての泊氏がどう立体化
してくるか楽しみ。

壁ノ花団「ヤングフォーエバー」OMS戯曲賞大賞を受賞した水沼氏が脚本・演出。
これまでの作品を見ていないのでオススメ入りは見送るが、FPAPサイトで3枚の戯曲3分の
舞台映像が公開されているので、観劇するかどうかの参考に。

学生演劇なので◯入れは見送るが、大学演劇部合同公演、今回は大学生の自主的な運営に
なっていて、この活動を是非続けて欲しいと思う。

ライターBのオススメ芝居

劇団きらら「コデ。」
「死なない一生」で中年女性を取り上げて、
今回は「よんぱち世代」という「報われぬ世代」を取り上げる。

パルコ・プロデュース「クレイジーハニー」
78produce「偽りのない町」
本谷有希子と宮園瑠衣子はどこか、よく似た所がある。
しかも、日程近いところで公演を打つ、という不思議な縁。

劇団ショーマンシップ「玄洋は七つの海へ」
今年は「(中華)民国100年=辛亥革命100周年」という記念の年。
福岡は実はコスモポリタニズムあふれる街だったのだ。

F's Company「Cargo」
福田修志が「野田地図」の要素を取り入れて、どう変化するか?

劇団衛星「劇団衛星のコックピット 」
ぎゅっとした空間を楽しもう。

劇団マニアック先生シアター「貧乏物語」
少しキラキラした小津安二郎風味にこのカンパニー、化けてきた。

「アートサーカス PSY」
「身体言語だけ」でも高度な「演劇」として成立できる、
その凄みを見よ。

赤星マサノリ×坂口修一二人芝居「男亡者の泣きぬるところ」
関西で今一番スゴイらしい俳優ふたりの技能を見よ。

ライターCのオススメ芝居

去年の福岡・九州地域演劇祭で好評を博した、宮園瑠衣子の新作が上演される。
じっくり練り上げた作品を飛ぶ劇場の泊篤志が満を持して演出。
小さい場所ならではの濃厚な芝居が観られそうだ。

きららの強力な客演も同じく飛ぶ劇場の寺田剛史。切なそうな内容が各年代の客にうけるだろう。

マニアック先生シアターは井上ひさしの戯曲を上演。以前ばぁくうが上演していたが、
マニセンらしいオリジナルな演出を期待する。

北九州芸術劇場リーディングセッション、今回はマキノノゾミ作・演出。
上質なものが観られることに違いない。役者も厳選されている。

来福劇団は福岡でもおなじみの劇団衛星、ヨーロッパ企画が、斬新なお芝居を観せてくれそう。

またイキウメの前川知大演出の「奇ッ怪」どうアレンジされるか楽しみだ。

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。