22年5月のオススメ公演

過去のオススメ公演
・取り上げられている公演は、4月25日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
 そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい

オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
5月 劇団名・公演名 会場 A B C
1 謎のモダン館『LOST CHILD』 西鉄ホール
1 パルコプロデュース『博覧曾』 ももちパレス
3 非・売れ線系ビーナス 『爪先、向こう側』 西鉄ホール
5 Village80%『すべてではないにしても、ほぼ絶対。』 西鉄ホール
20-23 劇団爆走蝸牛
創作コンペティション最優秀作品上演『14+』
ぽんプラザホール
21-22 劇団どくんご『ただちに犬 Bitter』 百道浜(マリゾン東側海岸)
22-23 劇団夢工房『あの煌めきの日々よ』 ふくふくホール  
29-30 ハイバイ
『「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅2010』
西鉄ホール
29-30 万能グローブガラパゴスダイナモス
『すごくいいバカンス』
イムズホール
29-31 エフエム福岡『月のしらべと陽のひびき』 ももちパレス

ライターAのオススメ芝居

5月も、引き続き福岡演劇フェスティバルの作品に注目。
謎のモダン館、Village80%、劇団爆走蝸牛、非・売れ線系ビーナス、 万能グローブガラパゴスダイナモス、ハイバイ。

オリジナル脚本が多いなか、爆走蝸牛の上演作品は宮沢章夫戯曲をアレンジしたもの。
本人をドラマドクターとして迎えていて、非常に楽しみなところだ。

ハイバイは人気作品再演ということで文句なくオススメ。

ロングランやmeet's企画をやり遂げたガラパはさらに観客を増やす勢いだと思われる。

4月の招待2作品がかなり良かったのでフェスティバル全体としても 各劇団のよい刺激となって相乗効果が現われることを期待する。 

他には個人的に気になっている『月のしらべと陽のひびき』
ラジオドラマの賞をとった阿久根知昭の作・演出は観客を魅了させてくれるのではないだろうか。

ライターBのオススメ芝居

パルコプロデュース「博覧曾」おすすめにしたかったが、コリッチの評価がイマイチなので気になるで。

万能グローブガラパゴスダイナモスはすぐれた娯楽作品を作る福岡の劇団。
近年の作品はおすすめにしているが、今回は劇場が大きくなることへ対応できるかどうかのハードルがあるので気になるで。

爆走蝸牛は質の高い作品を期待していい。
娯楽性に重点をおいた作品作りを志向していないようなので気になるで。

どくんごは鹿児島に拠点をおく劇団。今回の作品は全国ツアーのテント公演。

夢工房「あの煌めきの日々よ」は2001年に博多座で上演された作品の再演。
福岡で長く活動する劇団のブラッシュアップされた作品を期待したい。

ハイバイは北九州芸術劇場「て」で、文句なしにオススメの優れた作品を見せた。
今回、作品の方向性が西鉄ホールとマッチするのかどうか、確信がモテないこともあり気になるで。

ライターCのオススメ芝居

今月は「おすすめ」がつけられない。(いい意味で)

謎のモダン館 『LOST CHILD』
 この劇団はより一層「夢の遊眠社」のテイストに近づきつつある。
そんな状況で西鉄ホールという広い空間をどう使えるか?

   非・売れ線系ビーナス 『爪先、向こう側』
 タイトルからして、いつもとひと味違う感じみたいだ。

Village80% 『すべてではないにしても、ほぼ絶対。』
 福岡で一番「とんがっている」劇団が今回はどうとんがるか?

劇団爆走蝸牛 創作コンペティション最優秀作品上演『14+』
 今回は宮沢章夫の「14歳の国」を変調効かせて見せるらしい。 

ハイバイ『「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅2010』
 作者がそういったところから「這い上がった」経験を 元ネタにしているから、壁にぶち当たって、
五月病になりそうなときに見るべし。

万能グローブガラパゴスダイナモス 『すごくいいバカンス』
 福岡でイキの良い劇団がイムズホール初進出。 しかも福岡演劇フェスティバルの〆を飾る。 



オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。