・取り上げられている公演は、11月21日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。
ライターAのオススメ芝居
企画創作コンペティションの最優秀賞をとった爆走蝸牛に期待する。
同じく既存戯曲で勝負するばぁくうは、アトリエ戯座のあった以前の事務所から移転したため、今回はぽんプラザホールで。
足を運びやすい場所で常連以外の観客に観て欲しい井上芝居だ。
きららは宗真樹子を主役で勝負。かなりストーリー性があると思われる。
「千鳥ヶ池」は再演だが、かなり好評だった作品。未見なので楽しみだ。
気になるのは、久々の上演となる小耳プロジェクト。
野田秀樹の「赤鬼」もそうなのだが、好ききらいがあると思うので、内容をある程度確認していったほうが良いかも。
HoleBrothers 改め HallBrothersは前回良かったので波に乗ってほしい。
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ライターBのオススメ芝居
年の瀬迫る12月は、残念ながら地元劇団のオススメ公演はなし。
地元劇団の一劇団を気になるにセレクト。他にも気になる公演があるけれどチケット料金が高めなため見送る。
気軽に劇場に足を運べるような金額を期待したい。
九州の地域演劇をリードする、飛ぶ劇場と劇団きららを順当にオススメ。
燐光群は国内でもトップクラスの質の高い芝居が期待出来るが、娯楽作品と言うよりはメッセージ性が高い作品づくりのため気になるで。
土田英生氏がドラマドクターとなるにもかかわらずチケット料金を据置としている。
HallBrothersに好感。社会的な風潮を素材とした作品づくりを続けるHallBrothersが、作品のクオリティを高めてくることを期待したい。
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ライターCのオススメ芝居
一年経つの、早いな。
劇団爆走蝸牛「砂の楽園」
福岡フェス演出家コンペ最優秀賞と観客賞ダブル受賞後
初の作品は岩井秀人作品から一転して、宮沢章夫作品に挑戦。
一味違う「新感覚の博多演劇」でその世界感をどう表現するか期待。
飛ぶ劇場「彼女のすき間」
劇団きらら「死なない一生」
この二つは「加齢」という「通らなくてはいけないところ」を
それぞれの持ち味を生かしてうまく見せている模様。
そこを通り抜けてきた人には「あるある」という共感を、
これから通り抜けようとする人にはある種の「覚悟」というものを。
パルコ・プロデュース「印獣」
とにかく、三田佳子の「まるちーずぶり」を感じていただければ。
劇団HallBrothers「饒舌な足裏」
劇団名を一文字だけ、小さいけれど大きく変えた。
この変化がもたらす「化学変化」に期待。
丑の会「ミ・ラ・イ〜私たちは食べて生きていく」
大宰府天満宮に行くと、いたるところに牛の銅像がある。
これ、みんな丑年生まれの人が何かの節目に有志を募って寄進したものらしい。
その慣わしを「演劇」という形でやってみたのがこの試み。
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ライターDのオススメ芝居
12月公演はどれもオススメといっていいほどの充実公演といえる。
小耳プロジェクトで活動を続けている下松さんが久しぶりに演劇の公演を打ち、
見立ての上手さにおいては右に出る者がいないであろうきらら、
設立15周年で盛り上がるショーマンシップ、
さらには印象的だった公演の再演となる非・売れ線系ビーナス
といった豪華ラインナップ。
通常であればコストを重視してオススメしているのだが、
そのコストを十分回収できるだけのパフォーマンスが期待できる「印獣」は特にオススメ。
気になるに入れている劇団も「オススメ」にいれてもおかしくないほどの充実ぶり。
ぜひとも芝居小屋に足を運んでみて下さい。
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■オススメ公演の見方の注意。
オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。
■おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。