ギンギラ太陽's、前回みた「流通戦争スペシャル」は、芯の通ったストーリー性が重視されず
小ネタのパッチワークになっていて、やや不満であったが、それでもエンターテイメント性の高い作品として
日頃芝居を観ない人たちにも安心して薦められる作品であった。
会心作ではなくとも、観客を十分に楽しませることができるカンパニーである。
新宿梁山泊、燐光群はテレビドラマのように明るく分かりやすい話ではないとおもわれるが、
劇団としての知名度実力ともに十分で、申し分なくオススメできる。
主要な役者がテレビドラマ進出を果たすなど、勢いに乗るヨーロッパ企画。
軽妙で笑いを重視した作品づくりは安心してオススメできる。
福岡公演を重ね、福岡にも定着してきた感がある。
飛ぶ劇場、ギンギラ太陽'と並ぶ九州を代表する劇団。北九州の公演も評価がよいようでエンターテイメント性、
芸術性のバランスも良いカンパニーでオススメ常連。
劇団衛星、福岡ではほぼ無名の劇団だと思われるが、新宿梁山泊、燐光群とならんで北九州演劇祭の
コンペ部門の審査を勝ち抜き気になる。
観客参加型の、裁判員制度を模した芝居というのもおもしろそう。
非売れ線ビーナス・劇団HoleBrothersいずれもチケット代が高くなっているよう。
これまでとは一段階上の結果を出す。というカンパニーの自信からだろう。
劇団HoleBrothersは、ワークインプログレスの成果が、どのように本番公演の成果になっているかも気になる。
このクラスの中堅劇団が、一段階レベルアップすれば、福岡の演劇シーンはより盛り上がるだろう。
ロングラン公演と言うことで、今後の活躍も期待される。 |