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2005年11月のオススメ公演
オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
マニア向けの公演は対象にしてません。
オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。
ライターA ギンギラ太陽’s、北九州芸術劇場×飛ぶ劇場、PARCO・RICOMOTION
ライターB 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場、東京ヴォードビルショー、PARCO・RICOMOTION
ライターC 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場、PARCO・RICOMOTION、東京ヴォードビルショー
ライターD 水族館劇場、客演集団THE☆ネリ、ギャングママMAX
ライターE PARCO・RICOMOTION、番外オススメ公演
ライターAのオススメ芝居

■ ギンギラ太陽’s『翼をくださいっ!さらばYS-11』 
□ 11月11日(金)〜13日(日) 西鉄ホール

九州の小劇場系劇団では、最高の観客動員を誇るギンギラ太陽's。パルコ劇場進出も果たし、公演の評価も極めて高い。のりにのっているギンギラの公演を見逃すわけにはいかない。

■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場共同製作『IRON』
□ 11月5日(土)〜6日(日) 西鉄ホール

北九州から全国に発信する「飛ぶ劇場」渾身の公演。北九州→伊丹→松本での公演を経て、さらにブラッシュアップされた公演を楽しみにしたい。

■ PARCO・RICOMOTION Presents『ダブリンの鐘撞きカビ人間』
□ 11/23(水・祝) メルパルクホールFUKUOKA

作:後藤ひろひと 演出:G2。パルコ劇場をホームにする日本演劇界の錬金術師ともいえるこの2人。この2人の名前を見たら深く考えずにオススメ入り。出演人も豪華です。

気になる

○客演集団THE☆ネリ第14回公演「彼氏のそこぢから」
良質な脚本のチョイスと脚本に忠実な公演を行うことで定評のある団体。気になる。

○万能グローブ ガラパゴスダイナモス「レモン・サイダー・バカンス」
タイプの異なる2人の脚本家の芝居を、見比べてみたい。軍配はどっちに?

○水族館劇場 NOSTALGIA 月と篝り火と獣たち
この団体のことは何も知りませんが、ある人が猛プッシュしているため気になってます。
ライターBのオススメ芝居

■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場共同製作『IRON』
□ 11月5日(土)〜6日(日) 西鉄ホール

先月2度見て,2度とも瞳が潤んだ。
卓球部の,誰を軸に見たとしても,胸に響かせる力がある。
印象的な,照明,音効,そして装置。
演劇が好きで良かった。芯から思えるこの作品に,3度目の出会いをする。

■ 東京ヴォードヴィルショー『竜馬の妻とその夫と愛人』
□ 11月26日(土)  そぴあしんぐう 大ホール

三谷幸喜作品だ!
氏のエッセイを読んでから,いかに真剣にシチュエーションコメディに打ち込んでいるかよく分かった。
笑いの中にドラマがあり,笑いながら「なるほど」と言わせる構成力。
佐藤B作を「欽ちゃんバンド」のメンバー(古い?)としか知らないなら,この三谷作品を見てください。佐藤B作は舞台俳優である,確実に。

■ PARCO・RICOMOTION Presents『ダブリンの鐘撞きカビ人間』
□ 11/23(水・祝) メルパルクホールFUKUOKA

後藤ひろひと作,G2演出。何も心配要らない。
このなんだか不思議な世界の,なんだかおかしなお話を楽しんでください。
なんだかヘンな役者もそろっていますが,最後に訳もなく泣いちゃったりもします。
切なすぎる,あれじゃあ。
そう,この作品は若干キャストを入れ替えての再演である。カビ人間役の片桐仁(ラーメンズ)は見る前からはまり役だと断言しちゃいます。

気になる

○火曜劇場
 今年度も始まりました,火曜劇場。
 平日も演劇が見れるなんて,幸せだ。

○客演集団THE☆ネリ第14回公演「彼氏のそこぢから」 作/鈴江俊郎
 お久しぶりのTHE☆ネリ。京都の有名劇作家の作品に挑む。これは気になってしょうがない。

○劇団ぎゃ。北九州演劇祭参加公演「裏庭(野田和佳菜「ガーデン」より)」
 「裏庭」福岡公演は,荒削りな舞台ではあったが,なんともあの劇上の世界が気になっている。
 時間をかけて練り上げられた舞台としてもう一度立ち上がるなら,若松まで見に行っても無駄ではなさそうだ。

○イッセー尾形の一人芝居
 本当は超オススメなんだけど,オススメがすでに3作品あるので「気になる」の扱いで。
 もはやわざわざオススメしなくても,確固たる地位を確立した「一人芝居」ですから。
 イッセー尾形は,見に来た僕らを必ず大事にしてくれる。
ライターCのオススメ芝居

■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場共同製作『IRON』
□ 11月5日(土)〜6日(日) 西鉄ホール

 岸田國士戯曲賞最終候補作となった泊篤志の「IRON」は、国とは何かを見つめた政治性の高い作品で、ギリギリの人物がヒリヒリするほどに描かれている。伝統芸能「華玉木」を絡ませたりと表現も多彩だ。今回、北九州芸術劇場×飛ぶ劇場の共同製作で、いちだんとおもしろくなっているらしい。
 宮城聡の演出では観たことがあるが、飛ぶ劇場の舞台は観たことがないので、本家本元のこの舞台、大いに期待したい。

■ PARCO・RICOMOTION Presents『ダブリンの鐘撞きカビ人間』
□ 11/23(水・祝) メルパルクホールFUKUOKA

エンターテインメントの逸品を作る後藤ひろひと・G2による代表的なこの舞台。福岡初登場ではないが、わたしはこれも観ていないので、おもしろさがうまく説明できない。
観なきゃ損するという舞台だが、前売り券は売り切れ。当日券が出ればいいが。

■ 東京ヴォードヴィルショー『竜馬の妻とその夫と愛人』
□ 11月26日(土)  そぴあしんぐう 大ホール

三谷幸喜が東京ヴォードヴィルショーのために書き下ろした作品。映画化もされた。
この舞台を小さな会場で観るというというぜいたく。新宮は全然遠くない。
ライターDのオススメ芝居

■ 水族館劇場 NOSTALGIA 月と篝り火と獣たち
□ 11月2日(水)〜6日(日) JR小倉駅北口広場特設野外劇場「海の砦」

アングラ系の大物劇団が旅公演に来なくなって久しい中、小倉に水族館劇場がやってくる。
演劇の一回性だとか 戯曲と俳優の関係性だとかを小難しく左脳で考える前に、まずは感じてみるといい。この千載一遇のチャンスを見逃す手はない。
終演後の「大宴会」に参加して、夜の最終/朝の始発で帰るのもよし。
終電は小倉発・23:46 博多着1:13。始発は小倉発4:50 博多着5:52。
http://www.suizokukangekijou.com/

■ 客演集団THE☆ネリ第14回公演『彼氏のそこぢから』作/鈴江俊郎
□ 11月26日〜27日 ぽんプラザホール

 鈴江俊郎作品は「火花みたいに」に続き2回目の上演となる。
 「客演集団」「初心者OK」のキャッチフレーズから、初心者寄せ集め発表会のように誤解されがちであるが、
 複数回参加の役者・スタッフもかなり増えてきており、集団としての底力も蓄えられている。
 また初心者が含まれるが故、稽古期間は長く、みっちりと鍛えられている印象。 
 公演回数はほどほどではあるが、実は平成4年旗揚げの古参組。
http://www.theneri.net/

■ 第2回火曜劇場 ギャングママMAX×田坂哲郎=FIREMODE 『TRIO THE FUNK IN THE BED  ROOM』
□ 11月22日 ぽんプラザホール

 ギャングママでは、役者としての出演が「そこそこ」の光安和幸だが、今回はみっちりと出番があるようだ。
逃げ場のない、書き下ろしという状況。客演とは違い、集団として「いつもと違った脚本」にチャレンジすることの中から、新たなモノが生まれそうな予感がする。
http://gyangmax.gozaru.jp/
気になる

劇団ぎゃ。

個人的には大変面白かったので今回も期待しているのだが世間的には評価が割れているらしいので「気になる」に入れておく。
競艇と火野葦平の町、若松。乗り換えの折尾からかしわ飯でも食べながら黒ダイヤの時代に思いを馳せつつ筑豊本線に揺られれば、そんなに遠い場所じゃない。
http://gya01.fc2web.com/
ライターEのオススメ芝居

■ PARCO・RICOMOTION Presents『ダブリンの鐘撞きカビ人間』
□ 11/23(水・祝) メルパルクホールFUKUOKA

後藤ひろひと脚本だからオススメ。
おもいっきり笑っていいんです。でも、切なくて・・・。
前回は可哀相なカビ人間をナイロン100℃の大倉孝二がとてもピュアに演じて、切なさを増幅させていたのですが。今回のラーメンズの片桐仁はどうなんでしょう。もうそれだけでもワクワクして劇場に足を運びたくなりませんか?

気になる公演

「歌劇団 エトワール」 11月17日(木)14:30〜  アイランド花どんたくステージ

9月に旗揚げ公演したミュージカル劇団。とても宝塚っぽい劇団で、主宰の大場久路
のかっこよさに魅了されてしまったので、次回作が気になる。
■ ミュージカル「モーツァルト!」
□ 11月5日(土)〜30日(水) 博多座(オフィシャルサイト

モーツァルトは好きですか?
来年はモーツァルト生誕250年。この時期にこの演目はなんともタイムリー。内容はモーツァルトの幼少期から死に至るまでの物語です。この舞台を見ればモーツァルトをより身近に感じることでしょう。なにせ主役は今風にクラッシュさせたジーンズにスニーカー姿で登場しますから。ちなみにモーツァルトの楽曲は殆ど使われていません。
主演は福岡市出身のミュージカル界のプリンス井上芳雄とロックシンガーソングライターの中川晃教のダブルキャスト。伸びやかなテノールの響きかシャウトされた歌声、二人の持ち味が全く違うのでどちらも捨て難く、是非両方お出かけください。
■おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。
 
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