■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場 共同製作『IRON』 □ 10月7日(金)〜10日(祝・月) 北九州芸術劇場 小劇場 緊張感を増していく舞台。そして静かに、静かに幕は下り、亡命者が残す想いは、深く僕らの胸に沈んでいく。 99年の初演時から6年。6年間、ぼくは泊篤志演出での再演を待ち続けた。 もう羽交い締めにして劇場に連れて行きたいくらいの、超オススメ作品だ。
■ グレコローマンスタイル本公演そっちのけ公演『赤い薬』 □ 10月10日(祝)〜14日(金) イムズ8F fm FUKUOKA /GAYA 京都の人気劇団MONOの土田英生作品だ。 なんだかハズれていて可笑しい会話を描きながらも、そのハズれっぷりが演劇的な伏線になっている。そのうち笑えなくなり、意味深いラストを迎える。 人の話すことを注意深く聞くことができる人は、この舞台を存分に楽しむことができるでしょう。 福岡でも抜群の安定感を誇るグレコローマンスタイルだから、この上質な脚本を十分料理できるはずだ。
■ 劇団きらら番外公演『INDEX 6th』 □ 10/22(土)、23(日) ぽんプラザホール 劇団「きらら」が番外公演として行う『INDEX』。 ここでは演劇、朗読の他、ダンス、音楽とまさにパフォーミングアーツの大展示会であり、しかも、それぞれが十分高いクオリティを有している。 劇場に初めて足を運ぶきっかけには最適だと思う。何かきっとあなたにヒットするにちがいない。
■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場 共同製作『IRON』 □ 10月7日(金)〜10日(祝・月) 北九州芸術劇場 小劇場 劇場や観客は、確実に芝居を震わせ、成長させる。 今後も飛ぶ劇場の看板で有り続けるだろう作品に 荷担してみるのも、観客の役目かも。 まずは彼らのホームグラウンドで。11月は西鉄ホールで。 http://www.tobugeki.com/pc/
■ グレコローマンスタイル本公演そっちのけ公演『赤い薬』 □ 10月10日(祝)〜14日(金) イムズ8F fm FUKUOKA /GAYA 土田英生(MONO)の97年初演作品。 既成脚本を上演で、どのような力を見せるのか。 イベントスペースGAYAでの上演にも興味はつきない。 劇場だけが劇場ではないのだ。 http://members.jcom.home.ne.jp/greco/
■ 北九州芸術劇場×飛ぶ劇場 共同製作『IRON』 □ 10月7日(金)〜10日(祝・月) 北九州芸術劇場 小劇場
北九州を本拠地とする、九州を代表する劇団の一つ「飛ぶ劇場」と北九州芸術劇場が手を 組んだの渾身の公演。来福時に見ればいいのだが、一足はやめにみてもいいかもしれない 。
気になる ○グレコローマンスタイル本公演そっちのけ公演『赤い薬』 珍しい場所・5日連続公演ということでちょっと気になる。
■ 劇団GIGA「悪魔を呼び出す遍歴学生〜謝肉祭劇集より〜」ハンス・ザックス 作 □ 10月15日(土) 20:30頃 福岡市立大名小学校校庭
ことしの「利賀演出家コンクール」優秀演出家賞授賞 記念凱旋公演 。授賞はたい へん喜ばしい。 もともと地力のある山田恵理香の演出で、校庭で演じられるGIGAの舞台を存分に楽 しみたい。入場無料。
北九州での公演を対象としていないこともあるが、今月はオススメしたい来福公演が少ない。 梅垣義明のショーは、映像でしか見たことはないが、グッキーあんとくさんのよう に、観た舞台のベストに上げる人もいるほど。 その、強烈な個性と、インパクトあるパフォーマンスに触れてみたい。