■ 「HEDWIG AND THE ANGRY INCH」 □ 7月1日(金)、2日(土) Zepp Fukuoka
オフ・ブロードウェイで話題をさらい映画にもなった「ヘドウィグ」が、福岡にやってくる。 初演で絶賛を博した三上博史の、"失われたカタワレ"=「愛」を捜し求める無名のロックシンガー・ヘドウィグが見られる。 もう幸せ!
■ 西鉄ムーブ71 クリオネプロデュース 「パリアッチ(pagliacci)」 □ 7月2日(土)、3日(日) 西鉄ホール 日本初、オペラとシチュエーションコメディの同時進行舞台だという。 そこにどんなトリックを仕掛けてくるか、ワクワクする倉持ワールドを存分に楽しみたい。
■ イムズ芝居「東京物語」 □ 7月6日(水)、10日(日) イムズホール 圧倒的に露出度の高い3人、泊篤志 (飛ぶ劇場主宰) 、とまと (劇団あんみつ姫座長)、大塚ムネト (ギンギラ太陽'S主宰) が、がっちりと組む舞台。 これはもう、期待するなというほうが無理だ。
■ イムズ芝居「東京物語」 □ 7月6日(水)、10日(日) イムズホール 福岡のもっとも優れた才能を集めて創った芝居。これほど濃密な才能がぶつかり合う組み合わせはありえない。演出:泊篤志 出演:大塚ムネト・トマト とくればそれだけでもオススメだ。 チケット代がちょっと高めなこと、初の組み合わせがうまくいくのかといったマイナスファクターもあるが、福岡でココまでの芝居が出来るのかとうならせる出来を期待してしまう。
■ 青年団 第47回公演 「S高原から」 □ 7月24日(日) 北九州芸術劇場 今年みておくべき公演の一つ。青年団のナマをみたことがないという人は絶対にみておくべき。本番まで2週間切っていたらさすがに練習優先だろうが、3週間あるならば劇団員総出で見に行っても損はない。 北九州へは天神からバスで約90分。帰りのバスでの公演の感想トークをしてみるのもオススメ。他のお客さんの迷惑にならない範囲で。
これまでのアントンクルーの公演でもっとも再演の希望の高かった公演。 前回の公演の評価も良く、そういった公演の再演はオススメしやすい。 役者やスタッフが変わっているところが不確定要素ではあるが、オススメできる公演。
この作品は映画化もされており、現在上映中。舞台と映画の両方を楽しんでみるというのもオススメ。 (映画の半券を持参した場合は500円キャッシュバックとのこと) 映画「クローサー」オフィシャルページ(外部リンク)
■ アントンクルー「クローサー」 □ 7月8日(金)〜10日(日) ぽんプラザホール
君のこと知りたいくせに,無関心。 落胆しているのに,包容力がある,なんて。 恋愛ってシチュエーションの中では,だれもが知らずに役者になるんだろう。 そんな本来的に演技がかったものである恋愛を,演技を超え,演技に見せ,鮮やかな表現をする4人の役者に注目だ。
■ イムズ芝居「東京物語」 □ 7月6日(水)、10日(日) イムズホール 福岡県で安定した力を見せる役者,演出家がそろった舞台だ。3人ともそれぞれの劇団で安定的な動員を誇るので,この公演でどれだけの観客が集まることになるのだろう・・・。 とはいえ,観客数の上限は,劇場のキャパにあるのははっきりしてる。 その上限数とほぼ同数が,この公演に高評価をするのだということも僕には分かりすぎているんだ。
舞台には女優,濱崎留衣が立つ。毒気がある女優だと思ってはいけない。丁寧だし,真摯な瞳を見せることがある。 軽さの中に真実を見せはじめる田坂作品に,彼女は見事に対応しているはずだ。 そんなこの夏話題の芝居は,なんと500円ポッキリである!
■ 有門正太郎プレゼンツ ジョハキュー 〜九州一大コラボレーション〜 □ 7月30日(土) スミックスホールESTA
8月には福岡公演もあるが、ここは7月の間に観ておきたい。 作家は、福岡からは、グレコローマンスタイルの山下晶・岡本ヒロミツの成人病コンビと、パッチワークスの田坂哲郎・川口大樹の病弱コンビ。 それだけでもちょっと面白そうじゃないか。
■ イムズ芝居「東京物語」 □ 7月6日(水)、10日(日) イムズホール かつての福岡小劇場界の聖地、イムズホールでの舞台。 ゲスト的でない、とまとママの本格的な舞台出演はこれが初めてか? 色々な意味で期待の高い公演。
■ 「イーストウィックの魔女たち」 □ 7月3日(日)〜27日(水) 博多座(オフィシャルサイト) 映画「イーストウィックの魔女たち」を舞台化したミュージカル・コメディー。日本では一昨年の12月に帝劇で初演されて以来、博多座が2度目の公演地となる。 映画では人間臭い悪魔がなんともおもしろくも可愛らしかったジャック・ニコルソンのダリル役を地元大川市出身の陣内孝則が演じる。 他主なキャストは、ミュージカル界では主役級の一路真輝、涼風真世、森久美子、大浦みずき。 また、Studio Lifeの及川健、「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」でもおなじみの若手実力派の笹本玲奈に、2001年「エリザベート」のトートダンサーで記憶に残る新納慎也と注目俳優目白押し! 特に博多座でも根強いファンの多い一路真輝が、今までにないキャラクターのアレクサンドラーを演じるところが興味深い。 ストーリー、演出共に大人の超過激・超セクシーな舞台に期待したい。