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2005年2月のオススメ公演
オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
マニア向けの公演は対象にしてません。
オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。
ライターA AGAPE store、「R&J」
ライターB 非・売れ線系ビーナス、座”K2T3、ラーメンズ
ライターC 座”K2T3、AGAPE store
ライターD 非・売れ線系ビーナス、座”K2T3、峰尾かおり
ライターAのオススメ芝居

■ 西鉄ムーブ64 AGAPE store Vol.9 「BIGGER BIZ〜絶体絶命!結城死す?〜」
□ 2月11日(祝)〜12日(土) 西鉄ホール

福岡での上演は2度目。夢物語だが、それをいかにもありそうにワクワクの舞台にしている。
松尾貴史の個人芸だけににたよらないという脚本のよさと、達者な俳優たちの競演も楽しい。
この作品だけでも十分楽しめるが、前作BIG BIZのビデオ上映+トークショーも用意されているので、はじめての人でもさらに楽しめるだろう。

■ SHAKESPEARE'S「R&J」
□ 2月28日(月) メルパルクホールFUKUOKA
厳格なカソリックの全寮制男子校の4人の学生たちが演じる『ロミオとジュリエット』という構想がいかにもおもしろそう。
ストレートプレイに初挑戦するバレエダンサー・首藤康之はじめ、4人の若い俳優がどう演じきるかにも興味がもてる。

2月の地元劇団の公演には、このコーナーの趣旨の「地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演」というけっこう高いハードルを越えると思われる公演は、残念ながらない。

ライターBのオススメ芝居

■ 非・売れ線系ビーナス第5回公演「世界で一番悲しい唇」
□ @2月5日(土)〜6日(日) A2月8日(火) @博多南駅前ビル多目的オープンスペース Aぽんプラザホール

もう,わかりやすい純愛ブームには飽きたよ。そんなあなたにお勧めします,田坂哲朗のこの舞台。
彼はボキャブラリー豊富で,作品は言葉遊びが巧みだ。
本当は,「愛」ってやつの奥に隠れているなんかこーグニャグニャっとした感情に,彼なら名称や形容を与えてくれるだろう。

■ ワンコインシアター 座”K2T3 S.S公演第一弾 「アーリー・myラブ」
□ 2月18日(金)〜2月19日(土) 福岡市立青年センター

三浦としまる作品には,しっとり感を期待できる。しっとりさせるには素材が重要。k2だから,素材はばっちりであろう。
後藤香の演出で丁寧に描かれる。ワンコインであることとは関係なく,お買い得感溢れる作品になるだろう。

■ 西鉄ムーブ65 ラーメンズ第15回公演『アリス』福岡公演
□ 2005年2月17日(木)〜20日(日)

新感覚の笑いを届けてくれるラーメンズと,約1年ぶりの再会だ。
毎回思うのだが,ラーメンズの舞台を見ていると客席から変な音がする。
人間は笑う準備ができていない時に笑わされちゃうと,実に奇妙な音を発するものである。一緒に変な音を出してみませんか?鼻から「にぐっ」とか発しちゃいますけど。

ライターCのオススメ芝居

■ ワンコインシアター 座”K2T3 S.S公演第一弾 「アーリー・myラブ」
□ 2月18日(金)〜2月19日(土) 福岡市立青年センター

笑い所もあり、ストーリーの山谷もあって安心して楽しめる芝居で、福岡屈指の安定力を誇る劇団。
今回脚本家が座付き作家の後藤香から三浦としまるとなっているのが、不確定要素となるが、もしそこが隙になったとしても、劇団の持つ劇作力が埋めることができるだろう。
今回の公演は劇場ではなく、青年センターでの公演となる。青年センターならではの内容となることを期待したい。


■ 西鉄ムーブ64 AGAPE store Vol.9 「BIGGER BIZ〜絶体絶命!結城死す?〜」
□ 2月11日(祝)〜12日(土) 西鉄ホール

この作品は2003年3月に初演された、シリーズ全3作品(らしい)の2作品目の再演となる。
最終作となる3作品目は、2006年1月に上演が決定したらしい。
1作品目(再演)2作品目(初演)が福岡で上演されている。
これらの福岡での公演実績は、福岡公演の成功を物語っている可能性が高いといえる。比較的自信を持ってオススメできる。

気になる公演☆自信を持っておすすめとまではいえないが、気になる公演をあげてみる。

■ 劇団どうせい同盟 第14回公演 「LEMON―完全版―」
□ 13日(日)14:00/18:00 甘棠館Show劇場

大人の学芸会を自称する劇団。この公演は数年前にも行われた公演で(チラシも数年前とほぼ同じ!)評判も良かったような記憶がある。前回の「LEMON―完全版―」は500人の動員があったと聞いたが、気になる公演としてあげておく

■ セコンドユニット公演 2 Cigarette Case Final「月夜ノ砂漠ニ咲キ誇ル醜女」
□ 2月12日(土)19:00、2月13日(日)14:00/18:00 テアトルはこざき

数年前に解散した劇団の復活公演第2弾。当時はそれなりの評判を得ており、やはり気になる。脚本の松田清志はシアターラボ2005でも脚本を執筆しており、今後の活動も気になるところ。

■ シアターラボ2005 「地蔵さんが転んだ」
□ 2月19日(土)14:00/18:00、2月20日(日)14:00 シアターラボ

北九州芸術劇場の主催による、企画公演。
脚本は北九州芸術劇場の戯曲講座参加者が執筆した脚本の中から、公開リーディングで決定されており、地元の作家の脚本が客観的な洗礼を受けず公演になっていることが多いことからすると、質の保証が出来るとまではいえないが一応の期
待が出来る。
北九州芸術劇場の「大砲の家」ほどの予算はかけられていないが、洗練された公演を期待したい。

■ 非・売れ線系ビーナス第5回公演「世界で一番悲しい唇」
□ @2月5日(土)〜6日(日) A2月8日(火) @博多南駅前ビル多目的オープンスペース Aぽんプラザホール

若手の劇団として、精力的な活動を続けている団体。気になる。博多駅南での公演の評判次第で、ぽんプラザホールでの公演を見に行くかどうか決めるというところか。
しかし福岡では公演の感想の情報が数少ないのがつらいところだ。

ライターDのオススメ芝居

■ 非・売れ線系ビーナス第5回公演「世界で一番悲しい唇」
□ @2月5日(土)〜6日(日) A2月8日(火) @博多南駅前ビル多目的オープンスペース Aぽんプラザホール

前回の番外公演が「下ネタ満載」と物議を醸した非・売れ線系ビーナス。
公演頻度や活動の幅からも、若手世代のトップグループと言っていいだろう。
今回は嘘か誠か、「下ネタゼロ」「冬ソナもびっくりの純愛」を掲げる。
干支が一回り違う中島信和をゲストに迎え、どのような作品を作り上げるのか。
福岡演劇界最小サイズの辻祥子(推定149cm)など、見所多数。
新幹線恐怖症で、博多南駅版の公演を観られない人におすすめ。
というか、そんな恐怖症ありませんし。できればどっちも観て見比べましょう。
http://blog.livedoor.jp/m-88_35269/

■ ワンコインシアター 座”K2T3 S.S公演第一弾 「アーリー・myラブ」
□ 2月18日(金)〜2月19日(土) 福岡市立青年センター

福岡の女性劇団の草分け、座”K2T3がワンコインシアターに登場。
90年結成ですからして、もう14年ですよ。
今回は三浦としまる(ことりっぷ劇場/K2T3脚本部)による初の作品。
K2T3結成当時、小劇場演劇のメッカだったキャビンホールの斜め前、
(といってもかなり角度の浅い斜めですが)青年センターが会場。
裸の男の銅像(作品名:自立)が目印だ。
いつまでも心が青年な中年の人と、本物の青少年の人におすすめ。
ちなみに義務教育終了後35歳以下の人を青年と呼ぶそうです。
http://plaza.harmonix.ne.jp/~k2t3/diary/diary.html

■ 峰尾かおり一人芝居「エレベーターの鍵」
□ 2月27日 アンドロイド

銀粉胡蝶館やIAF SHOPでの活動など、舞踏のイメージが強い峰尾かおりだが、大耳系の舞台などには役者として出演している。
昨年の濱崎留衣ひとり芝居に続く、地元女優のひとり芝居。
演出の山田恵里香(劇団ギガ)は、作品にしっかりと芯を通すタイプであり、これも楽しみ。
時にはカクテルグラスなど傾けながら優雅に芝居を楽しんでみたい人にお勧め。
というか、ワンドリンク制なので傾けながらじゃないと観られないようです。
http://plaza.rakuten.co.jp/odoruahou/diary/

■おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。
オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。
 
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