ワークショップ1 劇団きらら 池田美樹ワークショップ
俳優のための〔見立て〕でつくる「星の王子さま」
装置がなくても芝居はできる! あなたの想像力が景色をつくる! ハンガーラックや布、文房具をいろんなものに見立てて 観客に伝える作品づくりにチャレンジ。 名作「星の王子さま」を使って、発想力や表現力の トレーニングをしてみましょう!
日時:2010年2月1日(月)、2日(火)19:00〜22:00 (2日間連続)
場所:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
レポート
2010年2月の幕開けはワークショップだった…。
劇団きらら池田美樹さんと30名の参加者による「劇」にこだわった怒涛の熱い2日間をレポートします!
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最初の始まりはゲームから。「ちゃらっちゃらっ〜♪」と、歌いながら”携帯電話”を使っていろんなものに見立てていきます。スピード感のある発想とユーモアが大事です!!
その後、プチ見立てワークショップ。
ハンガーラックを見たてて短いシーンがを表現します。
動き方やスピードを変えると、同じハンガーラックを使っていても、全く違う雰囲気ができあがります。
ハンガーラックがいろんなものに変化していく、これが”見立て”なんですね。
参加者も積極的に手を挙げ劇団きらら直伝の”見立て”を体験していました。
その後は、「星の王子さま」のテキストで、見立てを使ってシーン作りをしていくことに。
それぞれのチームに渡された場面でシーン作り開始です。
「星の王子さま」はさまざまな隠喩が込められた不朽の名作。そのメッセージも読み解き、味わいながら、表現につなげていくという課題もあります。
池田さんの演出のもといよいよ「劇」本番です!
心地よい汗をかいたところで、明日へ続く。
(番外編)
その夜は交流会。大いに盛り上がり、翌日に向けて士気を高めたのでした。
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2日目
今日は最初からガンガン稽古です。池田さんも、参加者も真剣なまなざし。
こんなところでも稽古が!
発表の時間になりました。
「であいチーム」
「ばらチーム」
「へびチーム」
「きつねチーム」
フィードバックでは、みんなで感想や意見を出し合い、この2日間の体験を深めていきました。
「劇」にこだわった熱い二日間はこうして幕を閉じました。
”見立て”という手法を使い、イメージや発想力、想像力を豊かに耕したこのワークショップ。作品のメッセージをつけられた演出を通して俳優としてどう表現するか、そしてそれをどう自分達の表現に昇華させるかに向き合い取り組んだ2日間でした。短い時間だったけど、「劇」を満喫してもらえたと思います!
主催
NPO法人FPAP
協力・助成
協力:九州地域演劇協議会
助成:福岡市NPO活動推進補助金
後援
福岡市・福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団
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