24年2月のオススメ公演

過去のオススメ公演

・取り上げられている公演は、1月26日現在でチラシやネットから入手できた情報を元に掲載されています。
・オススメ記事は、地元劇団の芝居を見たことがない人にもオススメ出来る公演を対象にしています。
・「なんだか、よくわからない。」という場合→一番星が多い公演を見に行ってみてはどうでしょう。
・オススメライターのオススメ公演に疑問を持ったあなたっ!
そんなあなたこそぜひオススメライターになって下さい。 →やってみたい


オススメ公演は「」印、気になる公演は「」印で表しています
2月 劇団名・公演名 会場 A B C
3-5 劇団うりんこ 「お伽草紙/戯曲」 ぽんプラザホール
4,5 第2回日韓演劇フェスティバル 劇団太陽族 「異郷の涙」 北九州芸術劇場 小劇場
11 第2回日韓演劇フェスティバル 「トンマッコルへようこそ」 大博多ホール
13,14 WET BLANKET 「ギフト」 甘棠館show劇場
14,15 「次郎長なが〜い目で見てください」 パピヨン24ガスホール
17-19 「親指こぞう ブケッティーノ 」 北九州芸術劇場 中劇場
(舞台上舞台)
18,19 東京デスロック「再/生」 ぽんプラザホール
18,19 渡辺源四郎商店らっせらープロジェクト vol.5福岡
「みなぎる血潮はらっせらー」
大野城まどかぴあ・
大ホール(舞台上舞台)
19 第2回日韓演劇フェスティバル 日韓共同制作 創作ミュージカル
「春香伝〜韓国版ロミオとジュリエット〜」
大博多ホール
20-26 北九州芸術劇場プロデュース 「テトラポット」 北九州芸術劇場 小劇場

ライターAのオススメ芝居

2月は日韓演劇フェスティバルの福岡公演が開幕。大博多ホールと北九州劇術劇場小ホール、青年センターなどで上演。
どれも観たいし、おすすめできそうだけど、まず最初の「トンマッコルへようこそ」
「春香伝〜韓国版ロミオとジュリエット〜」の2作品が非常におもしろそう。
太陽族の「異郷の涙」だけが北九州なのはなぜか理由がわからないが。。。行ける方にはかなりオススメ。

それ以外ではwet blanket番外公演の「ギフト」大迫×大串のコンビネーションに期待。前売り500円はかなり控えめな料金設定だが。

それから青森のナベゲンこと渡辺源四郎商店の「みなぎる血潮はらっせらー」 渋い公演を見せてくれるだろう。
場所はまどかぴあの大ホールの舞台上舞台。大きくて派手な舞台もおもしろいけど、手の届く距離で演じられる芝居もまたいい。

北九州芸術劇場プロデュースの「テトラポット」は岸田國士戯曲賞受賞の柴幸男の作・演出。見逃す手はないだろう。

ライターBのオススメ芝居

もう2月なのか、「1月は行き、2月は逃げる、3月は去る」という詞は
本当だな、と感じる今日この頃。

劇団うりんこ「お伽草紙/戯曲」
福岡で言えばショーマンシップと劇団道化を合わせたくらいの
質量を持つ演劇を名古屋近郊でやっているカンパニー、福岡に登場。
3000円と少し高いが、何か楽しそう。

  爆笑喜劇!!「次郎長なが〜い目で見てください」
小松政夫を始め、メンバーが結構豪華。
その割には4800円と少しお得感あり、「演劇の入り口」にはよさそうかと。

  「親指こぞう」 
3,000円、2/17 11時分完売、あとも残わずかながらも、
「寝っ転がって演劇を見る」という趣向がなんとも言えないらしい。

渡辺源四郎商店らっせらープロジェクトvol.5福岡 「みなぎる血潮はらっせらー」
青森から「熱い演劇」がやってきた。
3000と少し高いが、東北の不思議な熱さを感じられそう。

ライターCのオススメ芝居

今月のおすすめは、渡辺源四郎商店。以前北九州芸術劇場で二人芝居「背中から四十分」を みたが、素晴らしい内容であった。
派手さはないが、一組の男女の静かな会話劇に引きこまれた。
ストーリーも練られており、同じような水準の作品と仮定するならば大いにオススメである。

劇団うりんこ、上質な作品が期待できるだろう。脚本家、演出家ともに、エンターテイメント性 を重視していないように思えるので、
初めて芝居を見る人にはお勧めしにくい。
全国ツアーで、感想も色々出ているようなので、参考にされるといいだろう。
http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_main_id=24593

気鋭の東京デスロックは、今月最も気になる公演。
難解な作品づくりを指向していると聞くので 初めて芝居を見るような人へのオススメ入りは見送りで。
「テトラポット」は、わが星の柴幸男が脚本・演出をつとめるとなれば、気にならないはずがない。
質の高さは期待できるが、初めて芝居を見るような人へのとっつきやすさを備えているかどうか・・・
今回、オススメ入りは慎重に判断した。

オススメ公演の見方の注意。

オススメ公演は、芝居を見たことがない人にもオススメ出来るという観点から、複数のライターの方にオススメの公演を推薦してもらっています。このためアーティスティックだけれども、取っつきにくかったり、魅力的だけれども荒削りだったりする芝居は、オススメ公演の対象になりにくいことがあります。

おいおいオススメライターはうちの芝居見に来たことあるのかよ?と思った方へ。

オススメライターのうち少なくとも二人は多分見たことあると思います。
けど、旗揚げして間もなければ見てないことも十分に考えられます。
オススメライター宛として招待券をいただけた場合は、オススメライターの手に届くようにします。
先行投資として考えてみても良いかも知れません。