観劇ディスカッションブログ

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ワーニャ伯父さんを読んで

2008.11.24 Monday | 番外編

とても面白く感じました。

チェーホフは大好きな作家のひとりです。

今から十数年前に、この作品を読んでいますが、今回、このような機会をいただき、再度読み返してみて、あの時よりも、ずっと『今』を描き出しているように思いました。

ワーニャ伯父さんは、今、演じられるべき作品のように感じています。

この作品がどのように立体化されるのか、非常に楽しみです。
前原寿代(番外編) | comments (718) | trackbacks (0)

「ワーニャ伯父さん」を読んで

2008.11.24 Monday | 番外編

6月の「第二回観劇ディスカッションツアー」に続いて参加させていただきます、亀井です。

「ワーニャ伯父さん」、登場人物たちとそれを取り巻く状況の、いろんな意味での "しょうがなさ" が胸に迫ります。
信じていたものが崩れ去って何もなくなってしまい、しかもやり直すには遅すぎる。もうどうしようもないから、"しょうがない" と諦めるしかないけれども、諦念から生まれるなにかもあるわけで、それが希望と呼ばれるものなのかもしれず……。

という具合に、何度読んでもぐるぐると考えがまわってしまって感想らしい感想も書けない感じです。チェーホフの四大戯曲の中ではこの作品が一番好きなので、簡単に書けるつもりだったんですけど……。
地点の公演とその後のディスカッションで、別の角度からの意見に触れられるのが楽しみです。
亀井 純太郎(番外編) | comments (907) | trackbacks (0)