2008.07.06 Sunday | 第2回
毎回記事をアップするのが最後になってしまっています。
別に「真打ちは最後に登場」とか気取ってそうしているわけではなく、
単に文章を書くのが遅いだけで、
さらに何か気の利いたことを書けるわけでもないので
今度こそは目立たないように、二番目くらいに書き上げよう
……と思っていたのですが結局最後になってしまいました。
もうあの疾風怒濤の日々から一週間がすぎようとしています。
なんとも早いものですが、遅ればせながら感想などを。
行く前から期待していたのですが、予想以上に観劇後のディスカッションは興味深いものでした。
活動地域も、ジャンルも、重点を置くポイントも、芝居に対する切り口も各人異なる参加者のみなさん達とともに、自分一人では思い至らなかったであろう次元まで一つの作品の分析が進んでいく課程、
それだけでなく、移動中、夜の交流会、食事中の雑談からも、いろんなものを吸収させてもらいました。
ほんと、この3日間でまだまだ自分は浅いなと思い知らされました。
第七インターチェンジでは、9月中旬から下旬に、熊本・北九州で新作「スラーヴ」を上演します。
こちらの方で今回の成果が少しでも目に見える形で出せればと思います。
ということで、皆様是非ご来場ください。
私も今回ご一緒できた皆さんの作品をはじめ、福岡の劇団の公演も可能な限り観に行くつもりです。
まずは「猫大爆発」からですね!
では、最後になりましたが、
企画・実施してくださったFPAP並びに関係者の皆様、参加者の皆様、お世話になりました。
またこの様な刺激的なイベントに参加できることを願っております。
2008.07.02 Wednesday | 第2回
村上です。
みんな書いてますけど、怒涛の三日間でした。
一本、本気で演劇を観るだけでも結構体力・精神力使うのに、
4本濃密なお芝居を観て、その合間合間にディスカッションする
わけですものね。なんかドーンってくらって、今はふわふわした感じです。
二日目のお酒が残っているのではタブンなく。
それぞれタイプの違う芝居を観て、ディスカッションでは感じる事がそれぞれやっぱ違ってて、もちろん共有する部分もたくさんあるけど、いろんな捉え方ができることも演劇のいいところで、そしてそのいろんな捉え方をディスカッションで気づかされることが、この企画のいいところだったと思う。
他の参加者の方々の発言には、いちいちはっとさせられることも多く。
各担当公演のレポートがアップされるそうなので、楽しみです。
あ、もちろん僕も書きます。
今回東京の芝居四本観て、どれもとても良かった。
ただ、たしかに圧倒的に切磋琢磨される環境とかあると思うけど、
作り手として東京じゃなくてもできることはあると感じた。
今回、一番記憶に残った言葉「脚本(芝居)は考える為の道具」
これから、たくさん考えて芝居を作っていきたい。
それにしても役者の能力が凄かったなぁ。
間とか「ストレートに玉を投げる芝居」とか。
4本中2本で殺陣があって、これも強烈だった。
2008.07.01 Tuesday | 第2回
こんにちは。
帰ってきて月曜火曜。
なんだか東京での三日間、
かなり刺激的でしたし、
かなり芝居について考えました。
そしてかなり体は疲れました。
福岡に戻ってしかし、
ゆっくり休むわけにはいきませんので
芝居の稽古やら打ち合わせなど
がんがんやっております。が、なんだか
今までと違う感覚が35歳の私の中に。
詳しくは近日また書きます。なるべく早く。
一緒に行けたメンバーにも感謝です。
たくさん語り合った三日間でした。
この企画は全国どこにもない上に、かなりイイ!
2008.06.26 Thursday | 第2回
亀井です。
只今、鋭意出発準備中です。
他の3人の参加者の方とはほとんど面識がなく、事前ミーティングで初めて会話らしい会話をしたんですが、みなさん視点・論点ともに鋭くて驚きました。観劇後のディスカッションが非常に楽しみです。
この3日間で、今までの自分のお芝居の見方とは違う角度からの意見や感想をたくさん聞いたり聞き出したりして、自分の芝居作りの幅を少しでも広げられるように頑張りたいですね。
とにかく、お芝居を観てディスカッションするということに明け暮れるとても贅沢な企画ですので、精一杯堪能して参ります。
2008.06.25 Wednesday | 第2回
こんにちは。
あ、もうあさって出発ですか。
前回の打ち合わせでは、
それぞれ自分の担当する公演について
情報や期待する点などをレポートしたわけですが、
話し合いをしながら
僕自身の中で気づいたことがありました。
単純なことなんですが、
「あ、今回、俺はお客さんとして
観に行くわけじゃないな」ということでした。
もちろん、観劇する芝居のラインナップは
どれも楽しみです。
新国立劇場の公演
「混じりあうこと、消えること」
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000040_play.html
では、新進作家・前田司郎さんとベテラン演出家・白井晃さん
のコラボレーションで
一体どういうものが出来上がるのだろうか?
と期待が高まります。
青年団の公演「眠れない夜なんてない」
http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html
は平田オリザさんの新作ですし、
今回はホームグランドのアゴラ劇場ではなく
吉祥寺シアターということで
一体どんな仕掛けが施されているのか。
多文化が共生して交じり合わない
マレーシアが舞台ということもあって
興味は尽きません。
若手劇団でどんどん観客動員を伸ばしている
柿喰う客「俺を縛れ!」
http://kaki-kuu-kyaku.com/index.html
と
劇団コーヒー牛乳「密八(みつばち)」
http://www.coffee-milk.com/
の勢いや作品のテイストなども気になります。
(ふたつとも劇団名かわってますね。)
しかし、観て面白がるだけでは
なんか違うなと感じています。
じゃあ、いったい何のために
三日間東京に行くんだろう、
そういう疑問が湧いてきました。
勉強しに行くっていう感じなのかな、
と思ってみても、
それも僕自身の場合はなんだか違って。
いったい何だろう。あれこれ思ってみた結果、
劇作家であり演出家である自分の中に、
より新たな発見をする機会になってくれるのかな
という期待が浮かび上がってきました。
ですので、
自分の立ち位置みたいなのが
もっと明確になって、
しかも「俺はもっと芝居をこう作っていきたい」
と思うことが出来ればいいなと思います。
あ、長くなってすみません。
2008.06.23 Monday | 第2回
ども、落雷のショックからやっとパソコンが復帰した村上です。
青年団の主宰・平田オリザさんが支配人を務める「こまばアゴラ劇場」の事業に「サミット」があります。これは、「主に地域の団体や海外の団体、あるいは合同公演などの場に特化した演劇祭」です。
で、この「サミット」の2004年度に亀井さん率いる第七インターチェンジさんが参加されているんです!
と、いうような経歴とかを見て、初対面になる僕は「あー、猛者だなぁ。恐い人だったらどうしよー。」と思いながら挑んだ事前ミーティングでした。
会って、2分後に連れ○о○してました。
もう友達です!
穏やかな人でした。少なくともシラフの時は。
事前レポートの発表では流石に皆さん、鋭い着眼点での発表!
何に注目して観ようかのイメージがつかめました。
その後の交流会では、亀井さんからは熊本の演劇事情、田坂さんからは福岡の若い世代の話を聞けた他、日下部さんとFPAP事務局長・高崎さんとの同世代トークが白熱していました。
僕は残念ながら、稽古の為早めに退出しましたが、東京の夜が楽しみです。
亀井さんのビールのペースが速かったことに、一抹の不安を感じつつ。
いよいよ、今週!身になるように気合いれて行きます!
2008.06.06 Friday | 第2回
はじめまして、熊本で、
第七インターチェンジという劇団を主宰しております亀井です。
参加費たった5,000円で濃密な観劇、さらにディスカッションで刺激を、という取り組みは素晴らしいですよね。第一回目に、同じ熊本から劇団0相の河野さんが参加されましたが、あまりにうらやましくて「ずるい!ずるい!」と酒席で絡んだりしたものです。今回めでたく参加させていただくことになって積年の恨みもはれました。
今回一人だけ熊本からの参加ということで、少し緊張しております。
福岡の演劇事情などについても詳しく聞ければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
2008.06.02 Monday | 第2回
今回ツアーに参加させて頂きます、
劇団 爆走蝸牛(ばくそうかたつむり)の村上 聡と申します。
昨年まで福岡の劇団に所属してましたが、
今年独立して劇団を旗揚げしました。
今までは、役者としての活動がメインでしたが、
この劇団では作家、演出家としての活動にも重点を置きつつ、頑張ります。
今回は東京の一線級のお芝居を観て勉強できることはもちろん、
九州の第一線で活躍されている演出家の方々と
たっぷりディスカッションできるということなので
しっかり勉強して今後の活動に生かしていきたいと思ってます。
楽しみです。
よろしくお願いします(^^ゞ
2008.06.01 Sunday | 第2回
ディスにちは。このたび、観劇ディスカションツアー(略して観ション)に参加させていただくことになりました、非・売れ線系ビーナスの田坂です。大学の先輩に当たる日下部兄さんが、一人ぼっちで寂しがっているということなので、あわてて書きこまさせていただきます。
今回はですね、個人的には、演劇人サミットにいつまでも呼んでもらえない俺が、演劇人サミットにいつまでも呼んでくれないFPAPとどこまで親交を深められるか、というところにツアーの焦点があるように思います。ややもすると、機内で、俺と高崎さんが大乱闘もありえます!!一触即発です!!ドキドキしながら見守っていただくと、よりこのブログも楽しんでいただけるのではないかと思います。
東京に芝居を見に行くといえば、高校生の頃に、友人Hと夜行バスで行った弾丸観劇ツアーが思い出されます。奥菜恵主演「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」でした。一幕と二幕、どっちのラストでも泣きました。あらためて、芝居の力に衝撃を受けた瞬間でした。今回は、どんな衝撃が待ち受けているのか、楽しみです。
2008.05.27 Tuesday | 第2回
劇団轍、日下部です。
今回観劇ツアーに参加出来ると聞いて
嬉しく思っています。
ありがとうございます。
・・・が、
参加メンバーを見ると僕がどうやら年長みたいなので
ああ、もうそんな歳か・・・と、ややせつない気分にも。
まあでも、ずっと演劇に関わってきましたので、
何か自分が持っているもので
役に立つようなものがあれば
コメントしていきたいなと思います。
現在の活動は、以前よりはちょっと抑え気味ですが、
新作脚本の準備に時間をかけている段階です。
ほかに九州大谷短期大学のほうで
演劇関係の講義や演習をさせてもらっています。
7月には定期公演でチェーホフの『三人姉妹』を
演出します。福岡市と筑後市で公演予定です。
また、おいおいよろしくお願いしまーす。