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街に生きる福岡・九州地域演劇祭

制作の古賀です。

夏とはいえ、毎日暑すぎますね。
先月演劇祭の企画の一環として開催されたオープンワークショップでお世話になった京都の田辺剛さんが、先週末に戯曲ワークショップの講師として来福されていました。
田辺さんによると、福岡は京都より涼しい!とのこと。
京都の暑さは噂には聞きますが、福岡のこの暑さより暑いなんて想像つきません。
京都より福岡は涼しいんだ!と思ってこの夏を乗り切りたいと思います。

さて、ぽんプラザとすぐお隣にある複合商業施設キャナルシティをつないでいる歩道には、「福岡・九州地域演劇祭」の街頭フラッグがかかげられています。
「何かはじまるのかな?」と関心を持ってもらえるといいなぁと思いながら
ときどきフラッグを見上げては道行く人の視線を誘導しています。
博多のお出かけスポットとして人々で賑わうキャナルシティのコンセプトは「都市の劇場」。なんだかとても近しいものを感じます。



演劇祭仕様にラッピングされたベロタクシーも走りはじめました。
1台でもかわいいですが、並んで走るベロタクシーのかわいさといったらありません。
この時期だけですのでもし街で見かけたらぜひ記念写真とってください。

ポストカードもあります。どこかで見かけたらぜひ一枚どうぞ!
他にも天神FMでラジオCMが流れていたり、今月からはラジオ番組もはじまりました。
様々な雑誌にも取り上げてもらう機会も多くなっています。

8月に入っていよいよ演劇祭が盛り上がってきています!
「夏の夜の夢」ではチケットの予定販売枚数完売の日も出てきていますし、
色々問い合わせも多くなってきました。

私自身は演劇祭という大きな事業に関わることも初めてなので、
一つひとつが勉強の毎日です。
稽古場に通うという生活もこれまでの人生でなかったことなので、
日々変わっていく作品を見ながら公演に向けて、演出はじめ役者やスタッフと一緒に走っているという感覚が新鮮です。



関係者が公演の案内するということもそうですが、
街頭フラッグやラッピングベロタクシーといった演劇祭を盛り上げる‘モノ’たちが
街で誰かの目にとまり、「何かお祭りあるんだー」とか「ちょっと見に行ってみようかなー」とかその人たちに何かしらのアクションを与えて、演劇好きな人に教えてあげる、とか
実際チケット情報見てみる、買ってみる、などなどそれが波及していくことを思うと、フラッグやベロタクシーたちも一緒に演劇祭を盛り上げるスタッフだなぁと思います。

街のほとんどの人たちが、「福岡・九州地域演劇祭」を知っている!というのはなかなか大変なことですが、演劇祭を知る人が一人でも多く増えて、演劇祭が街の中でイキイキしている感じになるといいなぁと思います。
そして、この演劇祭にたくさんの人が訪れてくれることを願います!