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1度で3つおいしい:飛ぶ劇場

制作の三坂です。

みなさん、昨日は土用の丑の日でしたが、うなぎは食されましたか?
私は食べました。
これで暑い夏を乗り切れます!

さて、9/3~5は飛ぶ劇場・劇団きらら・劇団こふく劇場という
北九州・熊本・宮崎の劇団の公演が、いっぺんに観れるという公演期間になっています。
ゆっくり3日間かけて見るもよし、遠方の方であれば1泊2日で4公演観てしまう!というのも可能です。

いったいどんな劇団・作品なのかしら?という方のために、簡単にご紹介いたします。
今回は飛ぶ劇場

福岡市のおとなり、北九州市の劇団です。
北九州市は、福岡市から新幹線でだいたい15分、特急で1時間程度、バスで1時間半くらいという距離です。
飛ぶ劇場の結成は1987年。ぽんプラザホールが開館する10年以上前にできた劇団ですね。
ぽんプラザホールの開館した2000年には、代表の泊さんの書かれた『IRON』が第44回岸田國士戯曲賞の最終候補作になりました。
北九州だけではなく、東京や関西などでも公演されています。
飛ぶ劇場の作品を観ると、自分のいる日常の片足だけ急に底が抜けて宙ぶらりんになったような、はっとする気持ちになります。

『睡稿、銀河鉄道の夜』は、教室でうたた寝するジョバンニとジョバンニの旅する銀河鉄道での出来事を、
同じ教室の椅子に座ってながめていたり、銀河鉄道に乗って一緒に旅しているような気持ちになる作品です。
劇場に入った瞬間から、「銀河鉄道の夜」の世界を体験できると思います。
9月頭、外はまだうだるような暑さが続いているでしょうが、
『睡稿、銀河鉄道の夜』を観ている間は暑さを忘れ、
“ほんとうのさいわい”をさがしに、遠い銀河を旅することができると思います。