ブログトップへ

企業協力をお願いする中で得られたこと

プロデューサーの本田です。

各種報告書をばりばりと作成中です。
アンケートの整理や、会計処理など、
密かに演劇祭は続いております。

今思い返すと、企業回りとかし始めたのって、
ちょうど1年前ですね。
慣れないスーツを着て、企画書持ってあっちこっち行きました。

ぽんプラザがどういうところか、
FPAPがどういうことをする団体なのかの説明はもちろんのこと、
演劇が何で今福岡で必要なのかとか、
集客数に見合う効果があるのかとかいう説明をしてまわりました。

100席規模の劇場での事業で、
大きなハードルとなるのがこの集客数です。
数だけで言うとマリンメッセの150分の1ですからね。
目標集客数では測れない部分で何を評価してもらうかというのに苦心しました。

とは言いましても、
一分一秒が大事な責任ある立場のビジネスマンの皆様に面談の機会をいただけたことは、
この演劇祭での見えない成果だと思っています。
少しでも興味を持ってくださった担当者の方には、演劇関係の新書をお渡しするなどし、
地域演劇というジャンルを知ってもらうキッカケとなったと思います。

中には、劇場まで足を運んでくださった方もいて、
「こんな世界があったんですねぇ」と驚いていた様子が印象的でした。

企業協力って何かドライなイメージがありましたが、
人間的なやり取りの上にも成り立つというのが実感できました。
私としてもこの演劇祭をキッカケにして、
新たな発見ができた気がします。